相思相愛

アイドルに興味なかった人間がアイドルにはまってからの話などを

ネプリーグの余韻が冷めない宮舘担のブログ

 

我々が"気付いている"ことを、舘様に知られてはならない

ー今、一番アツいアイドルを知っていますかー

というナレーションで始まった2021.3.1 のネプリーグ。ミリオンセラーを連発し、Youtubeチャンネルの登録者数は100万人を超え、今のりにのっているジャニーズアイドルであるSnow Manが9人全員でゲストにくる回だ。

全員が来るので、もちろん私の推しメンである宮舘涼太くんもご出演される。

 

ーー宮舘くん、大丈夫だろうか。

おそらく全員でのネプリーグ出演を知った際に宮舘くんを愛するひとたちの8割くらいが感じたことだと思う。たぶん、感じたと思う。

 

デビュー1年目のジャニーズとは思えない重厚な佇まい、メンバーからは精神安定剤と言われることもあるほど頼りにされている"舘様"。大人の落ち着きと余裕。どこか気品を感じる仕草や態度。

セクシー・ロイヤル・美しくをモットーに宮舘王国の国王さまとして君臨するこのお方、実を言うと、ちょっと……いや、け、けっこう……おばかさん…というか、ちょっとその……すっとこどっこい?なところが……ある。

 

これは知る人ぞ知るコアな情報でもなんでもなく、少し、ほんのすこ〜し、宮舘くんが出演するYoutubeなどをご覧になると知ってしまえるライトな事実である。宮舘くんのファンは、実を言うと、宮舘くんがすこし、いやかなりゆるふわな頭をお持ちだということに気づいている。しかし、このことに私たちが気付いているということは、絶対に国王さまには知られてはならない。

我々は、国王さまの威厳を決して脅かさないまま、あらゆる脅威からそっと……気づかれないように、そっと御護りしたい、そう思っているのだから。(少なくとも私はそうなのですが、宮舘くんを愛する皆さん、どうお考えなのでしょうか……気になります)

そう、宮舘くんは貴族でロイヤルな舘さまであるだけでなく、愛と許しを存分に与えられるべき、保護すべきレッドデータアニマルなのである。あんな希少な動物を我々はみたことがない。絶滅危惧種の国王さまなのだ。

 

チームにはおばかさん担当(本来はビジュアル担当)として目黒蓮さんというイケメンがすでにいる。前回ネプリーグに出演した際も、「連絡」と書く問題で「練楽」と書いてしまうほどのすっとこど……ええと、愛されるべきおばかさんなのだけれど、宮舘くん、もしかしたら唯一目黒くんと張り合えるくらいのおばかさんポテンシャルを持っているかもしれないのだ。そのことにSnow Man愛する人たちは薄々感づいていた。

 

放送前に配信されたチーム決めくじ引きのYoutubeでもすでに、チームリーダーのラウールくんが「宮舘」と書かれた赤いボールを引いた瞬間に相当の苦悶の表情をしていた。

宮舘くんは、ラウールくんより10年先に生まれている

それでもなおこの顔をされる時点で、常識クイズが出題される番組における舘さまの戦力評価はお察しである。(その後チェンジボールの登場により宮舘くんは阿部さんのチームへ移動した。)

 

初戦から無理だった

我々の心配は的中し、初戦から「積極的」の対義語を問われかわいいお顔で悩んだあげく、「…わっかんない♪」と両手をあげた舘様。貴族キャラがすでに崩壊している。

結局わからなかった「消極的」という言葉を教わり、「俺の辞書に【消極的】という言葉はない」とかっこよくキメたが、テレビの前で私は全力でつっこんだ。

「いや消極的ってあなたのようなことを言うんですよ……?」

キャラの濃さでバラエティに爪痕を残している宮舘くん、少しSnow ManYoutubeなどをかじっている人はお気づきだと思うが、基本的に喋らない。

まるまる1本で一言しか喋らなかったな……?と思う回もあるほどに、喋らない。

びっくりするほど、喋らない。基本的に振られないと喋らない。

ファンとして心配になるほどに喋らない。

面白いことが起こるとお口がハート型になるかわいい笑顔を見せてくれるので、楽しんでいない訳ではないと思う。しかし、喋らない。

 

雑誌で、バスの座席に座るならどこがいい?と聞かれ一番後ろの窓際を指定し「学生時代もずっと窓際に座って外を眺めていた」と答える男である。

Snow Manメンバーが家族だったら?という質問で、メンバーから「近所のおじさん」と言われたり、ご自身でも自分を「隣に住んでいる男」などと回答される男である。

(出典元を探すのが面倒なので細かいニュアンスが間違っていたらすみません…)

 

しかし、国王さまが「俺の辞書に【消極的】という言葉はない」とおっしゃるのだから、本当にないのだろう。となんとかして納得した矢先に、リーダーの阿部さんに

「俺を(ネプチューンさんと)交換したほうがいいと思う……」と提案する舘様。

いや消極的になるんかい………

 

 

自分でふって自分で落とせるすごい宮舘くん

第二ラウンドは常識漢字問題。お察しだと思うが、宮舘くん、漢字もすこぶる弱い。

 

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↑6:20~あたりをご覧ください。

 

舘様に漢字が書けるわけがない。我々はすでにそう思っていた。ちなみに、そう思っていることも舘様に知られてはならない。王様のプライドを傷つけるわけにはいかないからだ。

ご自分の番になり、「Party Timeだ!」とかっこよく決める舘様。始まるわけのないPartyにハラハラするSnow Manと宮舘担たち。

Q:「かわいい"ザッカ"を漢字にせよ」

きれいな横顔になってあごに手を添え、漫画のような姿勢でThinking Timeをする舘様。

……全然答えを書かない。

思わず「Party Timeは!?」と突っ込まれるも撃沈。

漢字が書けなかったとは思えない爽やかなお顔で、「No Party Time」と決める。

いや間違えた顔せい……(いつものことです)

 

ちなみにParty Timeがされなかったときに唐突に差し込まれた敵チームの方の爆笑ソロカット、この「…っはあwwwwwww」と爆笑している渡辺翔太さんという方は実はParty Timeさんと3歳の頃から家族ぐるみでの付き合いがあるガチガチの幼なじみである。

いや、幼稚園からジャニーズのグループまで約25年一緒にいてこんな新鮮に爆笑されるって、宮舘さんあなたどれだけオモロ人間なのよ………(単に渡辺さんのツボなのかもしれないが)

 

ちなみにこの渡辺さん、天然すっとこどっこいの宮舘くんとはまた別タイプの頭脳とセンスのオモロ人間なので大変おすすめです。天然すっとこ人間vsセンス有オモロ人間のボケツッコミが見られる最新のYoutubeも貼っておきますね。

 

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もみしゅり VS パティタイ

その後、脱落したParty Time さんに変わって阿部さんチームは大健闘。皆さん正解のたびに「Party Time!」と決めてくれる最高のチーム。受け継がれる"D"(DATE)の意志。

対するラウールチーム、おばか……じゃなかった、ビジュアル担当の目黒くんがまさかの正解連発し(小学校レベルの漢字ですが…)波に乗っている。

正解するたびに、向井康二くんの持ちギャグ「もみあげ手裏剣」が吹き荒れる。

 

あれ…?今回のネプリーグって、阿部軍VSラウール軍にみせかけた Party Time VS もみあげ手裏剣だったの………?

思い返せば、チーム決め動画のの時点からすでにパティタイともみしゅりがバチっていた。ラウールくんに明らかに戦力外だという視線を向けられたことで鬱憤がたまったのか、ラウールチームに入った向井康二くんに対し

「一気にアホっぽくなったな!」「誰がいうとんねん!」

と言い罵り合っている。自由すぎる……

 

これだけ見ると犬猿の仲に見えないこともないが、パティタイさんともみしゅりさん、二人でサシ飯に行ったり、カメラ好きの康二くん(もみしゅりさん)に舘様がフィルムカメラを教わっていたりと、プライベートでも交流のある仲良しさんである。

普段は無口で硬派な宮舘くんがYoutubeの収録中にこんなオモシロ暴言を吐くとは、向井くんに相当心を許しているのだろう。

もみしゅりさん、宮舘くんの心を開いてくれてどうもありがとうございます。個人的に向井康二くん、「推しと同じグループに居てほしい人材No.1」なので、いつも感謝しています。

 

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そんな向井くんがSnow Manに加入した際、舘さまがチンジャオロースを振る舞われた動画はこちら。「今夜のオカズ〜宮舘を添えて〜」いやオカズて。

 

宮舘くん=いちごかもしれない

その後、パーセントバルーンで風船が舞い上がると同時に鳥の動きを真似するかわいい舘様や、深澤さんよりも回答が優秀だったことを受けて「どうだ深澤ァ!」とドヤる舘様、りりしいお顔で「買い物袋をお店に忘れたことはない」ということを表明する舘様などあまりに自由でかわいらしいお姿が続き、Party Time軍こと阿部ンジャーズは見事勝利。

最後の景品獲得のためトロッコに乗る権利を得ます。

 

過去に4度ネプリーグに出演経験のある上智院卒のインテリジャニーズ阿部亮平さんは、トロッコに乗れることをたいへん喜んでいる模様。

泥仕合だったけど、勝ってよかった……!!!!

阿部さん、クイズ番組の賞金でメンバーに寿司を奢ってあげたことがあるほどにとても優しい性格なのだけれど、ことクイズに関してはガチガチのガチである。いまやクイズ番組で見ない日はなく、ジャニーズクイズ部を立ち上げ日夜クイズの訓練をする日々を送る阿部さん、あの………宮舘さんが、その……あの……なんか、すみません……

 

今回の景品はいちご。トロッコに乗っていちごの映像を眺めながら目をきらきらさせ、いちごの説明をするおじさんの身振り手振りを自然と真似てしまう宮舘くん。

いちご、手に入るといいね……!!

過去のインタビュー記事でも、自分をフルーツに例えるならいちごかな。とおっしゃっていた舘様。甘さと酸っぱさが両方あるところが似ているらしい。メンバーカラーも赤だし、もしかしたら宮舘涼太さん、いちごに親近感を感じているのかもしれない。

 

いちごをかわいく捌く舘様が見られるyoutubeはこちら

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(私は一生この動画をお勧めし続けます)

 

我々が舘様を見ている時、舘様もまた

阿部さんが基本的には判断をし、阿部さんも迷ってしまった場合は最年長の深澤さんが判断をするという作戦でスタートしたトロッコ

ただ乗っているだけの舘様とひーくん(岩本照くん/Snow Manいちの筋肉担当でダンスの振り付けも担当、シルバニアファミリーとチョコとタピオカが好きな27歳)だいぶかわいいけど大丈夫だろうか。

 

あべふかの指示で「右右!」「左左!」と位置を移動させ正解が前方の画面に出るのを緊張の面持ちで見る阿部ンジャーズたち……………ん?

だてさまと私、目があっている…?

 

いやみんな前方の画面必死で見てるもんな、気のせいだよな…きっと宮舘くんのことが好きすぎて目があってると錯覚しているんだ、コンサートとかでよくあるあの現象だ…と思い直すも、第二問目の正解待ち時間、やっぱり、目があってる…

 

録画した方はぜひ確認してほしいのですが、舘様、視聴者とバチバチに目を合わせに行ってます。

舘様、もしかして、私が舘様ばっかり見ていること、気がついている……?

 

今回に限っては完全なるギャグになってしまっているのですが、この「舘様、私を見ている…?」現象、楽曲のパフォーマンス中にも散見されます。メインでカメラに抜かれていないときの見切れ状態でも、高速で移動するカメラでも、「あ…目があった……」と思う瞬間が何度もあるうちに、私はこう思うようになりました。

「私が宮舘くんをガン見していること、宮舘くんにバレている……!!!!!」

その感情になったらもう、どんなに魅力的なアイドルたちがどんなに目立つ立ち位置で歌い踊っていても、目が勝手に宮舘くんを追ってしまうようになります。

一度気付いたら最後です。

だって、こうしている今も宮舘くんはこっちを見ているかもしれないんだもの……!!

 

セクシーソーリーの次にくるのが

三問目で間違えてしまい、いちご獲得ならなかった阿部ンジャーズ。なんやかんやでネプチューン側さんから「だてさまが悪いやろ!」と落ちをふられるも、りりしいお顔で

「ごめんなParty Time」とおっしゃるなりだだ滑りをする。

死ぬほど滑っているのにあまりにも可愛らしいので、大声で笑うフリをしてしまった。面白くはないけど、あまりにも可愛らしいので。この大笑いが作り物であること、国王さまにはバレてはならない。国王さまは絶滅危惧種だから我々で大事にお守りしなければならないのである。尊厳を傷つけるようなことがあってはならない。なんだかごめんなParty Time が最高のギャグに思えてきた。面白い。面白すぎるぞ宮舘さん。面白いに決まってるだろ!笑え、みんな…笑ってくれ、頼む……なんかこう、ケンティこと中島健人さんの「Sexyサンキュー」の派生の「Sexy Sorry」みたいなものだと思う、多分……。Sexy Sorryの次にくるのがごめんなParty Timeです。皆さん覚えておいてください。

 

大丈夫そうに見えて大丈夫じゃないかんじがほっとけない

始まりから終わりまで、ゆるふわさとすっとこどっこいさと凛々しいお顔立ちとかわいい笑顔と少しの「アチャー…」感を振りまいた宮舘くん、グループのギャグ要因かと思いきや、普段は結構、というかかなりおとなしいひとである。

異常といっていいほど仲のいいSnow Man(人によっては週3でご飯に行ったり三連休をずっとメンバー3人で過ごしたという報告さえある)の中でも、比較的単独行動になることも多く、よくあるメンバー間の絡みエピソードに名前が出ることも少ない。全員で撮る動画の中でやたらと端っこで大人しく黙っていたりすることも少なくなく、大丈夫と分かってはいながらも、宮舘くんを溺愛するファンたちはつい心配してしまうこともある。

メンバー内では頼りになる、精神安定剤、などと表されることも多いけれど、「いつも大丈夫な人」に見えて、実は大丈夫じゃない時もあるのではないか、と感じる時がある。

 

最近で「宮舘くんを守らなければ……!」と強く思ったエピソードは、某雑誌にてSnow Manひとりひとりの"取り扱い説明書"を作る企画の中にあった。

〈故障かな?と思ったら〉

という項目で、

「自分から『故障した』とは絶対に言わない。(中略)できれば、『大丈夫?』とは言わないで。

うん、大丈夫!』って強がっちゃうから。

 

それを読んだ時、わたしの脳に電撃が走った。

誰かが、この人を、「大丈夫?」って訊ねる以外のやり方で、大丈夫にさせてあげなければいけない……!

それから私は、宮舘くんのことを「頼りになる」「いつもどっしりと構えている」という多数派の評価とはまた別の目線で見るようになってしまった。より、「守りたい…」という気持ちが強くなったのだ。

宮舘担のみなさん、さらっと見た限りで申し訳ないのだけれど、比較的、「強くなって宮舘くんを守りたい」という感覚を持って彼を応援している人が多いように思う。

そしてまた、宮舘くんの方も、ファンに向けたメッセージで「君を守れるくらい、強い男になる。」と書いてくれるようなアイドルなのだ。

 

宮舘くんを見つめている時、宮舘くんもまたこちらを見つめている。

宮舘くんが私たちを守りたいと思ってくれている時、我々もまた、宮舘くんをお守りしたいと望んでいるのである。

 

宮舘くんをお守りしたい、と感じるこの気持ちでさえ、私の心を暖めてくれる。強くなろう、と思わせてくれる。宮舘くんのことを好きになれて本当に幸せだな、と改めて思う。

 

結論:宮舘くんを好きな人間は全員ガチでセンスがいい最高人間

 

正直、宮舘涼太さんというアイドルのことを、簡潔には語りきれない。

あまりにたくさんのかわいいところ、かっこいいところ、いじらしいところ、おもしろいところ、個性的なところなどなどが多すぎて、初見でぱっと宮舘くんの良さを知るのはなかなか難易度が高いことかもしれない。何か一つの秀でた要素を見て「この人が推し!!」と決定できるような、いわゆる「わかりやすい魅力」がドカンとあるタイプのひととはまた違うかもしれない。だけれど、一度その魅力に気付いたら二度と引き返せなくなる、宮舘涼太さん以外では満足できない身体にさせられてしまう……そのような魅力を持っている人だと思っている。現に私がそうだからだ。

 

このまま終わるのももったいないので、あまりにも渋滞している宮舘くんの素敵おもしろポイントを箇条書きにして羅列してみた。

 

・なぜか物腰が優雅なので貴族キャラの設定がある

 ・実際は江戸川区出身

 ・お母さんは元レディース総長

 ・ダンスと歌がかなり上手く、ステージの上で最強になるタイプ

・努力と情熱と根性の人

 ・足の長さが全長のぴったり半分ある

・突然髪を銀髪に染め、色に「ロイヤルシルバー」と名付ける

 ・時代劇に出演したいと思っていて、いつか大河ドラマに出演するのが夢

 ・お料理が趣味で、ローストビーフなどかなり凝ったお料理もご自身でおつくりになる

 ・部屋着はバスローブ

 ・お洋服が大好きで、流行に流されないタイプのおしゃれをしている

 ・玄関に薔薇を飾り、ベランダで観葉植物を育て、レンボーローズくんというセキセイインコを大切に飼育している

 ・季節ごとに香水の香りを変える。冬はジャスミン、春はさくらの香り

・物怖じせず、キューブフライングなど難易度の高い演目にも果敢に挑む

・貴族だが隈取りが異常に似合う、和装も異常に似合う

・殺陣がめちゃくちゃ上手い。段違いに上手い。

↑上記3つは公開中の「滝沢歌舞伎The MOVIE」で見ることができるので気になったらぜひ。和装の宮舘くんは流石に最強ですよ

 

…と、全く書ききれていないのだけれど今浮かんだものをざっとノンストップで書いただけでもこの濃さである。

 

宮舘涼太くんというアイドルは、どこまで掘っても飽きない最高のトンネルである。

さながらトロッコに乗るように宮舘涼太というトンネルを駆け抜けていくと、あっという間に引き返せないところまで行ってしまう、そのことがとても気持ちいい。進むほどに意外性を見せてくれ、それに驚きながら感動しているうちに、もっともっと奥地へ進んでしまう。なぜなら、それがとても楽しいから。

 Snow Manは、基本的に気の良い兄ちゃんの集まりである。それだけでもかなり愛おしいのに、一人一人には強烈に魅力的な個性がたっぷりある。身体がいくつかあったらそれぞれのメンバーをひとりひとり推したいのに…!と思う時があるほどに、9人の最高のアイドルが集まっている最強のグループなのだ。

 でも、だからこそ、言い切れることがある。

 あんなにあんなに素晴らしいメンバーのなかで、そのなかでも宮舘涼太さんの魅力に気づき、応援したいと感じるひとは、宮舘涼太さん同様、最高にかわいくてセンスがいいひとに決まっている。

断言しよう。宮舘担、爆裂にセンスがいいです。

センスがいいことが全てにおいて最もいいとは言い切れないけれど、センスがいいことは努力ではどうにもならない才能なのだと思っているので、やっぱりセンスがいいというのはある意味で最強なことなんだと思っています。

私は自己肯定感が低いタイプの人間で、自分のことを嫌いだと感じる日も少なくないのですが、そういう時に宮舘涼太さんの映像や写真を見ると、

こんなにかわいくてかっこいい、宮舘涼太さんのような最高人間を好きと感じる感性をもっている自分、やっぱり最高じゃないですか? 

と思ってしまうのです。

だって、超最高じゃないですか?宮舘くんがいるだけで、人生はParty Time なんですよ。

それを改めて、ネプリーグの舞台で自由気ままに暴れ回るかわいい宮舘くんを見て、思ったのでした。

あなたも、No Party Timeな人生から、Party Timeを始めてみませんか?

一人の宮舘担からの甘いお誘いでした。

 

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(最高の動画たち) 

聡ちゃんが世界で一番きれいで、おしゃれだな

 

2021.2.1 10:20

 ヤマト運輸で代金引換●,●●●円。ダンボール箱に入って、推しが表紙の雑誌が、来た。

上蓋を開くとダンボール箱と同じ色の紙がクシャクシャになって詰め込まれていて、それを外すと、背表紙を上にされた雑誌がぎっちりと詰め込まれている。保存用、観賞用、観賞用の保存用、そのまた保存用……とちょっとここでは言えない数ぶん積まれたそれはきれいに重なって一つの大きな豆腐のように四角く、触るとひんやりとした。普段手にしていた同じ雑誌よりも、なぜか少し重たいように感じる。

 マット加工の背表紙に触れ、雑誌名や出版社名、発行人などの書かれた文字を眺めていると、自分の手が汗でじっとりと湿りだし、穢しているような気持ちになった。

 推しは綺麗だ。

 私なんかが、お金と時間を使うだけで見させていただけるなんて今でも信じられない程、綺麗で、光っている。

 耳の後ろの方で、ケトルがお湯を沸かし終えた音がする。お茶を入れるか、カップラーメンにお湯を入れるか決めないままに沸かしたお湯だった。ここでカップ麺を選んだら、このひんやりとした雑誌の中の推しのいるきれいな場所から、またさらに遠ざかってしまうような気がしてしまって、私はルイボスティーを入れる。ルピシア茶店でいつも必ず買うピッコロという甘いお茶だ。今度推しに書く手紙には、おすすめの紅茶も書こうかな、でも推しの方がきっと詳しいから余計なお世話かもしれないな、と考えながら、茶葉を蒸らす時間を過ごす。

 外は晴れていた。曇りの日がずっと続いて、嬉しくない出来事もあって、そういう日々の中で、「雲一つない青空が見たいね。」とブログに書いていた推しのことを思い出す。

 金髪にした髪の毛はきっと陽の光に透けてらいおんのたてがみのように光るだろう、想像しなくてもわかる。雑誌の表紙で男の子でも女の子でもないような顔で笑っていたから。前髪の隙間から、深く切れこまれた大きなタレ目と涙袋が覗く。あの目の中にある大きくてまあるい眼球には水分がぬらりと張られていて、それは表面張力で落ちてしまうことなく、カメラを見ている。どのくらいの体温で、どのくらいのペースで瞬きをし、何を見たとき瞳孔を開き、何を見た時に光を失うのだろう。そういうことを考えているといつの間にか5分も10分もの時間がワープしたかのように一瞬で過ぎていく。今日は、推しの表紙の雑誌が目の前に届いた日だ。まだダンボール箱に入ったまま、ひんやりと冷たい真四角の、推しの像が目の前にある。本当にある。輝いた推しのその一瞬を、カメラという文明の利器は切り取った。その事実の全てにありがとうと言いたくなる。推しが生きていた証がある。目の前に。

 今日はこの雑誌の発売日だということだけを理由に仕事も遊びも予定を入れないようにしていたので、もうここからやるべき事はこの推しが表紙の雑誌の中身を確認することのほかない。だけれど私はそれから20分後、自作したキノコ入りのオムレツを必死で胃に入れていた。いざ雑誌を見ることだけが目の前に残されてしまうと、何をすべきなのかわからなくなり、いつも過ごしているはずの自室に急に居場所がなくなったようになって、自らの空腹を頼りにすべきことを探した。冷蔵庫を開けると白いぶなしめじと卵がある。卵のパックには2021.2.1と書いてあって、なんて素晴らしい数字の羅列なのだろうと胸がときめく。

 2021.2.1。推しが表紙の雑誌が目の前に届いた日。

 この地球が46億年前に始まってから、ほんとうに色んなことがあって、きっと全部の歴史から数えたらここは最後の最後と言ってもいいくらい終わる直前の今日だろう。私たちの人生は儚く、そして推しの人生も儚い。ひらりと花びらが1枚舞い落ちる程の一瞬で、どうして私は推しの生きている時間の中をちょうど同じように人間として、生きられてしまっているのだろうか。こんなに長い歴史の中だって、推しが雑誌の表紙に一人で載るのは二度目で、そしてそこに、生身の太陽の光が差し込んでいる時の写真が載っているのなんて、本当の本当に初めてだった。

 推しは、グループの太陽と呼ばれている。美形揃いのメンバーの中でも笑顔が一等眩しく、大きなタレ目をとろんと吊り下げて白い歯を半月型にして笑う。もともとすっきりした輪郭は笑うとちょうどまあるいフォルムになり、室内でも何処にいても、推しが笑うとその笑顔自体が発光しているような、そしてその光の成分は蛍光灯でも撮影用のストロボでも蝋燭の灯でもなく本当に宇宙から降り注ぐ太陽光のような、そんな感じがするのだった。

 だけれど本人の目まぐるしく移る表情を追っていくと、それは太陽という言葉だけでは足りないと感じる。たまに、恒星のひとつも無い真っ黒い宇宙の、行ったこともない真っ暗な場所のことを思い出させられる。聡ちゃんには、誰にも作り出せない光と、そして暗闇がある。その両方がとても綺麗で、ほっとけなくて、なにかしてやりたい、という強い想いを私から引き出す。

 推しがステージの上で歌って踊る姿を初めて見たのは2017年に行われたコンサートのBlu-layで、事前に画像を検索していてお顔立ちと笑顔が好みだな、と思っていただけのその男の子は、私の眼前に捉えきれないほどの光量を放って立っていた。

 5人組のグループで、歌のソロパートや見せ場が特別多い訳ではなく、立ち位置で言うと端にいる事が殆どだったけど、そういうことの全部が、本当に関係がなかった。

 目が合った人と、そしてこの笑顔を見た人は絶対に自分のことを好きになる、というあっけらかんと明るい念みたいなもので満ちているようだった。”僕は愛をあげるから、あなたも僕を愛してね”、と言われているような気持ちになった。惜しみなかった。今持っているものを全部差し出すような、指の先まで神経の行き届いたダンス。癖のないアイドルボイスで丁寧に音程を間違えずに歌われる歌。100%の笑顔、一人の目をちゃんと見て好きになったのを確認してから次の人を見つめに行くような、ずるいファンサービス。

 私は、「愛されたい人」に弱い。愛されたい人を見ると、愛して、と言われる前に、絶対に愛さなければいけない、と本能が言う。その無意識の要求自体が、何も無い私にとって何よりもの光に見えた。宙ぶらりんに愛だけを持て余して、それなのに本当に愛せるものなんてあまり多くもない、好きなところよりも嫌いなところの方がずっと多いこの世界でどうしたらいいのか分からずうろたえる私に、「それならこの人を愛すればいいのではないか」と、たったひとつの冴えた提案を差し出されたような気になったのだ。アイドルというのは、愛されることが仕事。普通に生きていると、愛を差し出すことにも、愛を受け取ることにも、それなりに社会的責任や人間関係のしがらみが伴う。恋人は一応、一人だけということにしておかなくてはいけないし、愛情に「友情」や「信頼」や「家族愛」のような名札をつけて整理整頓しないとそれが在ること自体が許されないような、そんな窮屈なルールの中に愛という魂の躍動を押し込めようとするのが、社会生活というものだ。何かを愛したいという強い思いだけでは、人間関係はうまくはいかない。誰かと恋をしても、結ばれても、結婚しても、その先に行ったって決して変わらない聖域が心にほしい。私にとってその、実際の社会生活や人間関係とは切り離された、ひとりぼっちの祭壇のようなものが、推しを推すという感情だった。

 推しはステージから、愛されるために笑いかける。コロナ禍でフリーランスの仕事も例年通りとはいかず、自己肯定感の下がりつつあった私の心にちょうどぽっかりと空いていた穴の形に、本当にたまたまぴったりと、推しのその笑顔がはまったのだと思う。テレビ画面が実際に発光していたわけではないけれど、推しを見た私の顔は確かに照らされた時の顔をしていたと思う。表情筋の動きづらさで、わかった。

 あの眩しい思いを一度でもさせてくれた人のことは、一生愛する。それが私の生きる上でのポリシーで、その思いは恋でも真心でもなく、責任のようなものに近かった

 

2021.2.1 12:30

 「Full Of Love 心を繋ぐ、愛。」と書かれた表紙を見る。webで見た画像よりもずっと、目の前にすると大きく感じて、両手で持って少し離して見つめてみる。もっと私の視界が広かったらより近くで眺められるのに、と思いながら、さっきタンブラーに入れたルイボスティーを一口のみ、緊張で乾いた喉を潤した。

 bisという雑誌は創刊からずっと知っていて、好きなコンセプトの時は買うこともあった。ファッション誌を頑なに見ないタイプのファッションフリークなので、これまで買ってきた雑誌はとても少ない。同じグループの佐藤勝利くんが連載を始めた時には、そうだよなあ、勝利くんみたいにそのままお人形にしても違和感がないくらいきれいなお顔立ちの男の子にはぴったりの雑誌だな、と思った。私はそこそこかわいいけれど、お人形のような可愛さではない。男性からみると少し崩れているくらいがちょうどいい、と喜ばれることもあったけれど、女性同士の「かわいい」の基準の多くは、より整っているということが優先されているように感じた。(あくまで自分の周囲の男性・女性の話なので、全般が、という話ではない)かわいい子はかわいい子としか遊びたがらない、というのは半分偏見だけれど、半分事実だと思う。私は、お人形に近い可愛さを持つ女の子たちにコンプレックスがあった。私が私のことをかわいいと認めようと、お人形にはなれない。だからbisを捲る時にもいつも、ああ、お人形のように整っていて羨ましいな、私も本当はこんなふうに着飾ってみたいけれど、ここはきっと聖域のようなものだから、仲間には入れてもらえないんだろうな。という気持ちになっていた。

 そんなきらきらした寂しさを感じながらページを捲って後半に差し掛かると、推しの特集ページが現れた。ニコ・ペレズ氏がフィルムカメラで撮り下ろした写真たちは、ナチュラルで、それでいて、鮮烈だった。そうだ、鮮烈だったんだ、この人の首の角度、細められた目、何もかもをわかっているようで、何も知らない少年みたいで、私の知らない新しい性別のひとのようで、どこか遠くの小さくて丸い、薔薇の一輪咲いた不思議な惑星から来た子供のよう。ショート丈のパンツから細くてきれいな脚が伸びている。窓から斜めに差す陽は推しの着ているオーバーサイズのデニムジャケットを半分光で飛ばして消した。光の中から生まれたみたい。ずっと昔の記憶の、午後3時の教室でずっと本を読んでいる男の子に話しかけたら、ほんの少し笑ってくれた時のことを思い出す。ずっと知っていたみたいに笑う。この気持ちを何万人、何十万人もの人が同時に味わっているのだとしたら、愛は、愛だけは際限がない唯一のエネルギーなのかもしれないとさえ思った。

 ずっと見たかった、というか、きっと推しを推している人たちのほとんどが頭の中や夢の中でもう見たことがあったのではないかと思うような、そんな見たかった推しの姿がフィルムに焼きついて、それから雑誌に印刷されていた。さらさらと髪をおろしている姿も、くせをつけてもらっておでこを出した姿も、色付きのサングラスをかけているのも、どの髪型もどの衣装もしっくりと来ていた。写真に撮られること、自分という存在の像を残すことにあまりにも適性がある。適性があるというのは、撮られることに対する畏れのようなものが垣間見える瞬間がこれまでにも、ほんの感覚的にだけれど、あったように見えていたからだった。どういうふうにしたら自分がよりよく見えるのか、ずっとどこかで考えているような、そういう振る舞いをする人だと思っている。そういう意識が、ダンスにも、笑い方にも、立ち振る舞いにも、ブログの文章にも、そして写真に写る時にも滲み出ている。よりすてきに見られたいと願う気持ち自体が、私にとっては眩しい。

 推しは、様々な表情を見せる。ファンのうちでは「ギャップに落とされた」と語る人も少なくないほど、何か一つのキャラカテゴリに当てはめようとすると必ずと言っていいほど予想外の面を見せてくる、そういう万華鏡みたいな人なのだ。それを、狙ってやっているのかそうでないのかもよくわからない。だから宇宙みたいで、そしてまだ誰も到達したことのない深海のような人だと私は思っている。いくら解釈しようとしてもたどり着かない場所に、本当の姿があるのかもしれない。世の中にある魅惑的な謎の全てがいつか解かれてしまうのならば、そんなに悲しいことはない。解けない謎は解けないままで、眺めていられること自体が、大きな愛のような気がした。

 インタビューでは、推しのクリエイティブな面やアートやファッションに関心がある点などを掘り下げつつ、家族のフレンチブルドッグの話や、メンバーやグループに対する想いも語られていた。推しの優しくて繊細なところを、そのままの空気感でテキスト化しようとしている気持ちが感じ取られて、とてもいい文章だった。

 

 bisという雑誌について、「みんなお人形さんみたいにきれいでおしゃれだな、〜(中略)〜顔立ちがきれいで何を着ても似合う勝利に、ぴったりな雑誌だな、とも思っていました。」と語る一文を見て、頭の中で星がはじけた。

 本当にこのくらいのことで、こんな気持ちになるのか、と自分自身にびっくりした。きっと楽しそうに話していたのかもしれないし、他意はないのだと思うのだけれど、それでも、それでも、「みんなお人形さんみたいに綺麗だな」と思いながらbisを眺めていた私の、ほんの少しの寂しさが本当にただのきらきらしたちりになって、どこかへ舞っていってしまった気がした。

 この世界にはお顔立ちの整ったタレントやアイドルが山程いて、推しほどの美しいお顔とスタイルを持ってしても芸能界ではそこを特別フィーチャーされることはほとんどないけれど、そういう世の中の基準とか、目の肥えすぎたオーディエンスたちとか、外側の基準は全部関係のない世界で、私と、私たち……聡ちゃんのことを好きで、聡ちゃんに眩しい思いをさせてもらっている人間たちにとっては、どうしたって、あなたが世界で一番きれいで、おしゃれだな。と、そんな毎日思う当たり前のことを改めて、改めて思ったのだった。

 

 

 

SnowMan宮舘涼太くんに心奪われた話

お題「わたしの癒やし」

contents

・宮舘くんに初めて救われた日
宮舘涼太=とってもかわいい
・宮舘くんを苦しめる神なんてぶん殴りたい
・何があっても宮舘涼太

 

 

・宮舘くんに初めて救われた日

Snow Man宮舘涼太くんを好きになったきっかけは、あの上手すぎるダンスでもハロプロのように絶妙なしゃっくりをする麗しの歌声でも端正でかっこいいお顔立ちでもお身体の半分ほどある長い御御足でもなく、宮舘くんがご自宅でフレンチトーストをお作りになっているyoutube動画だった。

 

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その時私は好きなアイドルが珍しく1週間もブログを更新していないことに不安を覚え、どこで何をしていても何も手につかず、仕事もプライベートもいまいちうまくいかなくて落ち込んでいた。仕事もプライベートもうまくいかなくても好きなアイドルが笑っていてくれさえすれば心はなんとか助かっていたのに、そのときはそのアイドルのことも心配で、どこにどう頼っていいのかわからなくて困り果てていた。

10年来の友人がすっかりSnow Man阿部亮平くんにハマって久しかったが、私は見せてもらったMVなどで

「この宮舘さんという人、お身体つきがセクシーでいいな……」

と思っていただけで、特に彼らの活動を掘り下げてはいなかった。たまに流れてくるものを見ては、宮舘さんの、いい意味でジャニーズ然としていない美しいお身体つきとダンスを拝見する。こうして書くとシンプルな下心だったのだと気付く。中学生男子みたいな自己を反省しつつも、つい宮舘さんを目で追ってしまうことはやめられなかった。

そうして、落ち込んでいる私に阿部くん担の友人が宮舘くんのフレンチトーストの動画を送ってきた。これかわいいよ、元気でるよ。と。

甘ったれた絶望感の中それを再生すると、精悍なお顔付きの宮舘くんが、甘くてセクシーな声で丁寧に説明をしながら、鮮やかな手つきでフレンチトーストを作っていた。

私が何度やってもできない卵の片手割りも綺麗にこなし、私がそのまま丸かじりする以外方法を知らないイチゴの粒を丁寧に包丁で捌いてハートと薔薇の形にした。こうして説明するとなんということはないのだけれど、いやおそらく実際の動画を見てもなんとも思わない人には本当になんでもない動画なのかも知れないのだけれど、こんなに可愛らしいものしか映っていない動画もそうないのではないかと思って私はひどく癒されたのだった。

きっと宮舘くんは、ダンスが上手くお身体付きがお美しいというだけでなく、心優しくファン思いなアイドルなんだろうな、と思った。これが私が宮舘くんの存在に救われた最初の記憶である。

 

 

宮舘涼太=とってもかわいい

それからというものの、私の脳には

宮舘涼太=とってもかわいい】

という図式がくっきりと油性ペンで書かれてしまったようで、他のアイドルを目的に買っている雑誌でもパラパラとめくって宮舘くんを見つけてしまうとそのページを切り取って大切に保管するしか選択肢がなくなってしまった。

元々のお顔の好みで言うと私はどちらかと言うとタレ目が好きで、黒髪よりも金髪や派手髪の方が好きで、笑顔のかわいいキュート系なアイドルを好きだったため、宮舘くんのようなクールで凛としたお顔立ちに初めから惹かれていたわけではなかった。

だけれどもう脳には

宮舘涼太=とってもかわいい】

の図式が書かれてしまっているので、もう宮舘くんがどこで何をしている写真でもかわいい。照明や衣装の関係で正直盛れてない時だってもちろんあるけれど、なぜかとってもかわいいとしか脳が認識しない。youtube動画などでも決してよく喋る方ではなく、全員で映っている時なんかはカメラから見切れてしまっている時でさえ珍しくないけれど、お身体がカメラ外に出てしまってギリギリ映っている尖ったお靴の爪先さえも【とってもかわいい】としか思えないのだった。(いつも少しヒールがついて先の尖っている高そうなお靴を履いているのがまたたまらなく愛おしい)

宮舘くんは、そこに存在をしているという事実だけでかわいい。なので、いわゆる「生きてるだけでファンサ」状態なのである。私はその感じで、じわじわと宮舘くんのあのなんとも言えない佇まいの虜になっていった。

 

 

・宮舘くんを苦しめる神なんてぶん殴りたい

そんな最中、宮舘くん及びSnow Manさんを不運が襲った。

年末の大型番組の数々を控えた時期の、宮舘くんの新型コロナ感染だった。

そのニュースを見た時私はまさに阿部くん担の友達とテレビで生放送の歌番組を見ようと街を闊歩していたところで、そのニュースを知るなり私たちは崩れ落ちた。

これから楽しみにしていた全てのことが、一斉になくなってしまったみたいだった。何よりも、宮舘くん自身の健康が脅かされようとしていること、痛い思いや苦しい思いをするかもしれないこと、想像つかないくらい悔しいであろうこと、もしも周りに一人でも心の弱い人がいたならば責められてしまう可能性すらあるということ、そういった全部のことにありえないくらい胸が痛んだ。この痛みの強さは、私の宮舘くんへの愛の強さなんだ、と思うと、私はいつの間にかこんなに宮舘くんのことを好きになっていたのか、と少し驚いた。

こんなに好きになるとは、初めの頃は思っていなかった。いつから宮舘くんのかわいいお姿を拝見して元気をもらうことを、こんなにあてにして生きていたんだろう。

 

にわか者ながら、宮舘くんがとんでもなく真面目でストイックな人だということも知っていたので、尚更に苦しかった。

感染症予防に人一倍気をつかって他人を家に入れないようにしたり、外食をしないで自宅でお料理をなさったり、メンバーと食事に行くことさえも我慢して、その上素敵なおうち時間の過ごし方をyoutubeやweiboなどで発信して。

当時のことは実際には見ていないので詳しく知っているわけではないけれど、昔インフルエンザにかかってステージに立てなかったことを悔しく思ってそれから10年間風邪の一つも引いたことがなかったらしい。

そして、それらの情報を知る前からだってわかってしまうほど、宮舘くんのパフォーマンスには努力と愛と誠実さがひしひしと現れていた。

ステージに立つということに全てをかけている人だ、と思った。

もしもSnow Manのダンス動画やMVなどを見たことがある人で、このことにピンときていない人がいたら今一度宮舘くんに注目して動画を最初から最後まで見て欲しい。佐久間くんや岩本くんのようにパッと目を引くような目立ち方をするスタイルのダンスではないけれど、よく見ていると信じられないほど上手い体幹にブレがなく、指の先にまで気持ちが乗っていて、一つ一つの動作の接続が滑らかすぎて素人目にはどこに関節があるのか、どこでリズムをとっているのかがわからなくなるほどにしなやかで美しい。こんな風に踊れる人がジャニーズにいたなんて今でも信じられないくらい、宮舘くんの踊りは群を抜いていると思う。

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…と、話が逸れてしまったけれど、とにかく宮舘くんほどの人が感染してしまうということは、よっぽど誰がなっても仕方がないということなんだろうな。と思った。東京の感染者数はそのころも連日1000人をゆうに超え、統計上も本当に誰がいつなってもおかしくない状況だった。

 

もちろん年末年始にかわいい宮舘くんと大好きなSnow Manさんが見られないことは残念だけれど、それだけだったらまだよかった。感染症なんてもう運次第なのだから、またゆっくり休んでぷりっと元気になった2021年のSnow Manさんを全力で応援できる日を待つしかない。

しかし、この世界というのは私たちお気楽なオタクが考えるよりも何倍もクソだったようで、数日たった頃、いつも嘘ばっかり書いているクソみたいな週刊誌がどこからどう見ても嘘しか書いていないクソ記事を、大好きな人の名前を載せて発表した。

それは口にするのも憚られる内容なので割愛するけれど、とにかく、これまでジュニア時代含めて15年以上ものあいだ悪い噂一つも出すことなくひたむきに頑張ってきた一人の最高なアイドルの尊厳を大いに傷つけるものだった。私たちファンは、どこからどう読んでも100億パーセントガセだろうと当たり前にわかることはできたけれど、彼のことをよく知らない人たちからしたら何を材料に真実を推測していいのかわからないのが当然で、嫌な言葉と一緒に彼の名前が、彼をよく知らない人たちの目に触れてしまったかと思うとやるせなさは計り知れない。

後日記事が全くのでっち上げだったことがクソ週刊誌の謝罪によって明らかになったが、私たちは初めから信じていたのでただただ一度でも誤解が広がってしまったことに苦しい思いをするのみだった。

 

何一つ悪いことなどしていない宮舘くんが、どうしてこんな状況に追い込まれなければいけないんだろう、と苦しい思いをするほどに、私はこんなにも宮舘くんが好きなのか……とひしひしと思い知ったのも事実で、たまらず私はとにかく宮舘くんにお金を払いたくなった。宮舘くんの苦しみは自分の苦しみになればいい、と思ってしまうほどに、私の心に入り込んでいてくれたことが嬉しかった

私は泣きながらアイランドストアWebショップで宮舘くんの写真とアクリルスタンドを大量に書い、それから3rdシングルのGrandeurをたくさん予約し、カレンダーも予約した。非オタの伴侶にバレるといささか説明が面倒なものの、そんなものはもう気にしていられない。悲しみも愛も全部金に変えて突っ込むのがオタクのすべき唯一のことだった。

 

そんなふうに、とても大変な思いをしたSnow Manさん及び宮舘くんは、先週1月9日から全員揃って元気に活動を再開した。宮舘くんは少しだけ髪が伸び、心なしかお痩せになられていたものの、あの笑うとお口がハート型になるかわいい笑顔も、美しいお声も健在だ。FC会員限定の動画で宮舘くんの「ただいま」を聞けた時には、画面の前ででっかい声で「おかえり!」と言ってから、少しの間泣くのを堪えた。

変わらず優しく明るい態度で周りを守ってくれているメンバーの皆さんがとても心強く、宮舘くんは本当にいいグループに所属しているんだな、と思った。

 

 

・何があっても宮舘涼太

そして今日、なぜ私がこのブログを書いているのかというと、さっきまで見ていたCDTVライブ!ライブ!Snow Manさんのパフォーマンスを見て、もう一度改めて、宮舘涼太くんという一人のアイドルに心をすっかり盗まれてしまったからだった。

 

先日放送された別の歌番組では、収録に宮舘くんの復帰が間に合わず、8人でのパフォーマンスだった。宮舘くんのいるはずのポジションはあけられたまま、うまく立ち位置を微調整して行われたパフォーマンスは、とても素敵だったけれど、くっきりと寂しさの残るものだった

私も当然とても寂しく、だけれどどこか不思議な幸福感に包まれていた。宮舘くんのいないパフォーマンスがちゃんと「何か足りない」と感じられるものだったこと、ダンスも歌も、数人で歌うパートさえも何かが足りていないことが素人の耳でもよくわかったこと、そしてここに宮舘くんが加わったものを見られる日をとても楽しみだと感じたこと。その全てが、私にとっての宮舘くんという一人のアイドルの存在の大切さを物語っているようだった。

こんなに豪華でかっこいいパフォーマンスを見てもなお、寂しいと強く思えるほどに、私の胸に寂しさをくれてありがとう。と思った。

 

そして迎えた1月19日のCDTV2時間スペシャル。番組冒頭でデビュー曲のD.D.を披露するやいなや、華麗に舞う宮舘くんに釘付けになった。

決して目立つ立ち位置ではないのに、そのあまりのダンスの鮮やかさ、ぶれなさ、動き一つ一つの軽やかさによって一瞬で今宮舘くんがどこにいるのかわかる。

パワーショルダーのひらひらとした白いシャツにベストを合わせて、パンツはギンギラギンに光っている。奇抜な服装を着こなせてしまうスタイルの良さも本当にすごい。

今日は、宮舘くんが歌い踊る姿を私たちがリアルタイムで感じることのできる、久しぶりの日なのだ。宮舘くんを愛するものたちはみんな画面にかじりつくように見ていただろうと思う。私も他の何もかもを忘れて画面を凝視していた。そうしていると、少しカメラに抜かれるたびに、宮舘くんがにわかに微笑んだり、指先まで神経の通った美しい動きで妖艶に手招きをしたりするのだった。

他のメンバーがメインでカメラに抜かれている時に端に映り込む時でさえも、カメラを見つめていた。私が宮舘くんを見つめているのを知っているみたいだ、と思った。

そのあとは1月20日発売の3rdシングルである「Grandeur」をフルで披露。8人の時すっぽりと空いていたど真ん中のスペースに、宮舘王国の国王が君臨する。グランドール、は「高貴」という意味だ。誰よりも気高い宮舘くんがこの曲に出会ってまさに気高さの化身かのように踊ってくれることに感謝の念が湧き出てくる。

どこの立ち位置にいても、自分の歌割り以外のターンでも、ずっと主人公みたいに見えた。世界がこの人のためにあるんだとしても納得してしまうくらい、魂のセンターステージで踊っていた。

こちらの曲でもファンサを怠らず、大前提としてダンスも歌も100億点あげても足りないくらいの完璧さで仕上げておきながら、カメラには「愛してるよ」とでも言うように、愛が目でちゃんと伝わってしまうように、完璧な微笑を向けてくれていた。

 

歌って踊って画面のこちらにいる私たちファンに愛を伝えている時の宮舘くんは、心の底から幸せそうに見えた。

この人は、ステージに立つことが本当に好きなんだ、と思った。

そんなことずっと知っていたつもりだったけれど、しみじみとそう思わせるほど、幸福の中を舞い踊っているように見えた。

あんなに大変なことがいくつもあったのに、この人は、私たちに愛されていることを心から信じていて、そして相思相愛を前提に愛を投げ返してくれているというのだ。

不安や迷いなく、見ている人へ愛を与える宮舘くんを見ていて、私は本当に痺れてしまった。アイドルって、こういう人のことを言うんだ。と思った。

愛されていることを信じられる人。

怖がらずに愛を投げかけられる人。

そして、いくらだって愛させてくれる人。

 

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あの辛い年末年始に痛いほど思い知った宮舘くんへの名前のつかない愛情を、このCDTVのパフォーマンスで実感として認識した気がした。

宮舘涼太くんは、何があっても宮舘涼太くんでいてくれるんだ。

そう思うと、これからだってどんなことがあっても大丈夫な気がした。

そして、宮舘くんが大好きなアイドルというお仕事を、納得のいく形でなるべくずっと、気が済むまでなんの心配もなく続けられるように、私たちファンにできることがあるのだとしたら、なんだってしたいと思った。

数えきれないくらいの喜びをもらっている。なんって言ったって、宮舘涼太=とってもかわいい】なので、生きてそこにいてくれるだけで私は助けられてしまっているのだ。

宮舘くんの可愛さに癒されて、カッコよさにときめいて、優しさに胸をじんわりと温められる。

私たちを虜にしようとわざわざ選んでくれる独特なワードセンスに愛を感じ、私服で動画などにお出になられる際のお召し物の選び方一つにさえ愛情と情熱が行き届いている。ああ、宮舘くんは私たちが見る動画に出るために、このお洒落なシャツとジャケット、この綺麗なシルエットのパンツ、そしてこのエレガントなデザインのお靴をお選びになったのか……。と思うと、その愛情だけで胸が満ち足りて心底幸福な気持ちになる。宮舘くんは、私たちが宮舘くんのお洋服のコーディネート一つでこんなに幸せになっているのだということ、わかっているのだろうか。わかるまでずっと、好きでいたいなと思う。それまでと言わず、宮舘くんという素晴らしい一人のアイドルが、出会うべきなるべく多くの人と出会えるように、微力ながら応援させていただきたい。いつか生身の宮舘くんがステージに立っているところを拝見したいし、そのまたいつか、大河ドラマに出演する姿だって見届けたいと思う。

 

宮舘くん、いつも私に幸せと愛をありがとう。

あなたは最高のアイドルです。もう知ってると思うけど。

 

 

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